4年前と変わらないと思っていたロッジだったが、夕食は様変わりしていたのだ
以前は、ゆったりとしたテーブル配置で照明も暗く、民族音楽のライブ演奏が流れるレストランだった
高級ホテルのレストランという雰囲気があり、ゆっくりくつろいで夕食を楽しんだ記憶が残っている
ところがこのレストラン、照明は明るくなりテーブルも多くなってしまっていたのだ
そして、この日はこのレストランが満席だった!!!
まったく騒がしくなって、私は日本のファミレスを思い出してしまった
更に最悪だったのは、複数のグループがそこにいたことだった
以前は、「グループの予約はとらない」というポリシーでロビーもレストランも落ち着いた感じだった
ところが、グループが複数いるだけでこの小さなホテルの雰囲気が一変していたのだ
日本人グループもそこにいた、ガイドが延々とメニューの説明を大声でしているではないか
満席なのでサービスも良くない、まったく落ち着かない、いったいどうしたのだろう?
要するに、「金儲け主義」に走ったということだろう 実は宿泊料金は4年前と比較して倍以上に値上がりしていたのだ
このホテルはマチュピチュの目の前にある「唯一の」宿泊施設ということで人気が高く、予約がとれないホテルである
ホテルの宿泊費は需要と供給のバランスで決まるのだけれども、この値上がりは異常だと言わざるを得ない
いったんはクローズする計画だったホテルが営業継続し、ポリシーを利益優先にしたということなんだろうな
でもこれでは、世界の一流観光客からは大クレームが出ているのでないかと思われる・・・・
4年の時間の流れを感じてしまった・・・・・

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