★ ブルガリアへの道 ★


 1997年8月ブルガリアへ旅行した。 「何でブルガリア行くの、ヨーグルト食べに行くの?」と聞かれるたびに「そうなんです」などと適当に答えてはいたが、実はメルニックという世界的に有名な赤ワインの産地へ行って本場のワインを飲みたくなったのである。 −と書くと、私がかなりのワイン通のように思われるかもしれないが、実はワインは好きだがドイツは白/フランスは赤という感じだけで知識もこだわりもない「ただのワインが好きなおじさん」なのである。

ノボテルホテル 成田から「いつものアエロフロート」に乗る。 東欧への旅行は基本的に直通便がなく乗継ぎと料金を考えるとアエロフロートになってしまう。 いつも利用する飛行機は最終目的地がパリのドル箱路線であり、機体はA300でサービスも世間で言われている程は悪くない。 フライトは順調で到着時間どおりにモスクワのシェレメチェボ空港に到着する。 いつものようにトランジットカウンターを通り左の一番端の83番搭乗口付近で待つ。 何を待つかというと「トランジットホテルへのバス」である。 昨年は目の前に見えるホテルへ行くのにここで2時間近くも待たされたので覚悟は出来ていたが、信じられないことに1時間程度待っただけで迎えのバスが到着した。 今回は昨年宿泊した「悲惨なトランジットホテル」(→ルーマニア旅行記参照)は避けてその目の前にある「ノボテルホテル」を指定、昨年よりも数千円も高いこのホテルに期待で胸は高鳴るのであった。

バスは予想通り「ホテルの裏口に停車」し我々トランジット組は裏口から入る。 係員に次々に呼ばれて翌朝のフライトと時間を確認しチェックインする。 係員が日本人(若い男性)であることに驚いた。 ソフィアに行くのは私達2人だけであった。 予想通り夕食はなし。 すぐに寝る。 翌朝は、変な個室に集合させられて粗末なブレックファストをありがたくいただく。 すぐ横に見える「正面玄関から入る普通の人たちのためのラウンジ」の食事の豪華さを見ながら溜息。 昨年のホテルよりグレードが高いので期待したのにやはりトランジット組は差別的な扱いでがっかりとしたのであった。 (写真はトランジットエリアから眺めるホテル中庭で我々はこのロープから向こうのエリアに入ることを許可されていない)

指定された時間から遅れること30分、裏口に着いたバスに乗り込み2分で空港到着。 バルカンエアラインでソフィアへと向かう。

・・・・・・・・ to be continued

ソフィアからブルガスへ向かう


ブルガリアに戻る


ご意見は hiro_homepage@ab.auone-net.jp まで

Copyright (C) "HIRO" 1997-1998