日本から現地のバルカン航空に対してFAXでブルガス行き国内線の便の予約を依頼したのであるが、事前に予約の確認がとれなかった。 こうなりゃ現地で直談判だ! と張り切って窓口のおばさんとの交渉に入ったが「あんたたちの予約は入ってまっせ」とブルガリア語で言われ、ボロい端末の画面を見せられてそこに我々の名前を見て気抜けする。 予約OKならそう言ってくれれば安心するのに、と出発直前までバタバタした事を思い出しながら今回の旅行での最大の心配事がなくなった事で気持ちが楽になる。 これから向かう黒海のリゾート地であるブルガスそしてネセベルへと期待は大きくなってくる。 ほとんど人が見あたらない閑散とした待合い室(ここには国際線のような客引きの人達は全くいない)で時間をつぶしてから、予定通りの時間に小さな機体の飛行機でブルガスへと飛ぶ。
ブルガス空港は日本で言うと「地方の単線鉄道の駅」と言う感じ。 一日に数便の飛行機の発着に合わせてその前後だけ営業するのである。 たった1カ所のバス停で行き先不明のバスに乗り込む。 「空港からのバスは必ず街の中心部へと行く」ということを信じて終点まで乗ると予想通り駅前であった。 地図を頼りに日本から直接予約したホテルを探す。
外国の見知らぬ街に到着して見知らぬ通りを歩く。 これがまた楽しいのである。
・・・・・・・・ to be continued
ご意見は hiro_homepage@ab.auone-net.jp まで
Copyright (C) "HIRO" 1997-1998