今年の旅行は、スペインのカタルーニャ地方、フランス国境に近いピレネー山脈のドライブに決定。 日本では情報が入手できないのだが、事前にAmazon.comで検索してこの地方のガイドブックやドライブガイドを購入して調査し、概略の旅行ルートを決定した。
バルセロナ(Barcelona)からダリ美術館のある海沿いの町フィゲラス(Figueres)を経由して、内陸部のピレネー(Pyrenees)を目指す。 途中小さな町や村へ立ち寄りながら、ボイ渓谷(Vall de Boi)に点在するロマネスク教会群を訪ねるというプランとなった。
派手で有名な見所は特にないのだが、ピレネー山脈の大自然と12世紀ロマネスク教会を堪能することで脱日常を実現することができるだろう。 さて三度目となるスペイン訪問はどんな旅になるのだろうか?
今年もフランクフルト空港経由である。 成田空港でANAのお姉さんに 「この乗継ぎ便だと荷物の乗せ替えに十分な時間が取れないので、Barcelonaまでは荷物の保障ができない。 荷物はフランクフルトまで指定にして自分達でピックアップして、再度チェックインしていただけますか」と言われた。 ご冗談でしょう、そんなことしたら自分たちが予定の便に乗り遅れてしまう、と言って荷物はフランクフルト経由バルセロナまでにしていただく。
今年はリニューアルした第一ターミナルでチェックインしたのだが、ハイシーズンの土曜日で長い列、係員が総出で自慢の自動チェックイン機を駆使して手続きをこなすのだが、これが最悪であった。 詳細は省略するが、手際の悪さと効率の悪さで私は相当機嫌が悪くなったのであった。 大体自動チェックインの意味が全くないような使い方であり、スターアライアンスの連携が聞いて呆れるわい。。。 という感じかな。
昨年のチェコのときも同じような乗り継ぎ時間だったが、飛行機が遅れて荷物がプラハ空港に到着せず我々は手ぶらでホテルへ到着、翌朝にはホテルまで荷物が届いていたという経験をした。 今年もこの「乗り継ぎ時間に余裕を持たせず、荷物は後から航空会社がホテルまで運んでくれる、我々は手ぶらで楽々空港からホテルまで移動する」作戦だったのだ。
ところが時間に正確なANAは予定より20分も早くフランクフルト空港に到着してしまう。 久しぶりの「地下の照明が変化する長いトンネル」を通って空港内を長距離移動しても時間が余ることになってしまった。
バルセロナ空港で、ターンテーブルに我々の荷物があるのを確認したときはがっかりしたが、気を取り直して荷物をピックアップし、路線バスに乗り込み市内中心部へと向かった。 バスの終点であるカタルーニャ広場から、バルセロナの大繁華街でもあるランブラス通りを、荷物をガラガラと引きながら歩いてゆくと、予約してあったホテルを発見した。 時刻は夜の8時、まだまだ明るい土曜日の夜のバルセロナ中心部は大勢の人で溢れかえっていた。
・・・・・・・・ to be continued

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