★ アイルランドへ行こう ★


 最近、日本でもアイリッシュパブが流行してきて、ギネスビールが手軽に飲めるようになった。 私がギネスビールを始めて飲んだのは、忘れもしない10年以上前のモスクワだった。
とても塩辛い味がして、「なんだかまずいビールだなあ」と思ったことを思い出す。 初めてのギネスビールは良い印象がなかったのだが、何故か妙に記憶に残る味ではあった。
その数年後に日本で懐かしいギネスの味に再開してから、すっかりこの味が好きになった私は、本場のアイルランドでこのビールを飲みたくなったのである。

アイルランドというと、エンヤ、U2というミュージシャンを連想し、北部の都市ベルファストでのテロという暗いイメージがあったが、最近ではギネスビールの故郷という新しいイメージが加わり、アイリッシュパブでギネスやエールを飲みながら「この素晴らしい味の故郷へ一度行ってみたい!」思うようになったのである。

さあ、思い立ったら実行あるのみ、 早速Lonely PlanetとMichelin Greenを購入して計画を練る。 Internetで宿泊予約を入れて、準備は万端、さあ、出発だ。
アイルランドに行こう!


 英国、ヒースロー空港で飛行機を乗り換え首都ダブリンに向かったのだが、この空港で延々と歩かされるとは思わなかった。 到着はターミナル3、乗り換えはターミナル1だというのでバスでターミナル1に向かう、このターミナル1で出発便を確認するが我々の便が表示されていない、アイルランドは英国と協定を結んでいるとのことで国内線と同じ扱いらしく、特別なゲートを通過して矢印に従い延々と歩く、階段を上ったり降りたり、廊下を曲がりまた曲がり、やっとそれらしい場所に到着したが、我々の便のゲートは「80-90」いうアバウトな表示。
出発直前になってやっとゲートが発表されるという事実に、国際線なのにずいぶん手を抜いているものだと感心した。

ダブリン空港は小さな空港だった。 タクシーでダウンタウンに予約したゲストハウスへと向かう。 夜の8時だというのにまだ明るい、夏のヨーロッパに来たのだと実感する。 外気がずいぶんと肌寒く感じられる。 そういえばアイルランドは北海道と同じくらいの緯度に位置している。 日本の蒸し暑い気候を思い出して、しばらくは涼しい毎日になりそうだと考えると思わずにんまりとしてしまうのであった。




・・・・・・・・ to be continued




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