★ またまたトスカーナへ行こう! ★


 今年はGWの並びが良くてまとまった休みが取れるので、恒例の夏の旅行をGWに変更することにした。 昨年夏のイタリア・トスカーナの景色は素晴らしかったのだが、「写真で見るのは緑の草原なのに、夏は茶色の草原だった」という事実が少しショックで、次回は絶対に緑の草原を見るのだ! と決意していたこともこの決定の大きな理由であったことはいうまでもない。

3/11の震災以降、余震のため電車は頻繁にストップし、会社でも自宅でも毎日何回も揺れを感じて気分がどうもすっきりとしない毎日。 旅行のキャンセルも考えたが、こういうときだからこそ海外旅行でリフレッシュしよう、景気回復のためにも旅行の中止はよくない、と考え気持ちを切り替えて予定通りに行くことにした。 今回の旅行は、前半のメインをチビタ(Civita)という天空に浮かぶ小さな村、後半を昨年と同じトスカーナに設定した。 さて、期待通りの緑の草原が見られるのだろうか?

年が明けて、いつものように早い時期に航空券を予約しようとしたが、ANAはすでにGWは満席でとれない。 ルフトハンザでフランクフルト経由フィレンツェ行きを予約した。 ところが、このルフトが困ったことになってしまい、震災後に突然日本ダイレクト便を韓国のインチョン空港経由に変更したのだ。

ドイツ政府から福島第一原発から相当距離の範囲に対して非難勧告が出されたとのことで、成田がその範囲に含まれるらしい。 成田ステイを避けて、ドイツ人パイロットとクルーをインチョン空港にて総入れ替えする運行となるが、これだとフランクフルト空港着が大きく遅れてしまい我々の乗り継ぎ便には確実に乗れなくなってしまう。 チケットを購入した代理店とルフト日本支社に電話して確認するが、「確かに現在はそういう運行ですが、GW近辺の運行についてはまだ何も決まっていません」と繰り返すのみ。

震災の影響でキャンセル発生しチケットがとれるようになっていたANAへの変更も考えたが、航空会社とチケット販売会社との交渉に疲れそうなどと考え特に動かなかった。 結局GW直前にドイツ政府が規制を緩和して通常運行に戻ったのだが、直前までこちらはやきもきしてしまいかなり心配してしまった。 ヨーロッパの航空会社はどこも同じような反応で過剰に反応する傾向にあったがほんとうに困ったものだ、事実を正しく認識していただいてから判断しましょうね、ヨーロッパの皆さん。


・・・・・・・・ to be continued


トスカーナ2 イングリッシュパブとロイヤルウェディング



トスカーナ2 に戻る



ご意見は hiro_homepage@ab.auone-net.jp まで

Copyright (C) "HIRO" 1997-2011