★ 再びリスボン ★



 飛行機から眺めるリスボン市内の夜景は、昨年初めて見たときと同じようにとても美しく、またポルトガルにやってきたと実感させてくれる景色だった。 空港からホテルまでの深夜のタクシー、料金を巡りホテル前で揉める。 昨年のエスクードから今回はユーロに通貨が変わっており感覚がどうも合わないが高すぎる。 ドライバーとやりあうが長い時間寝ていないので意識は朦朧、3分の1程彼の言い値が下がったところで交渉に疲れて支払ってしまう。 ドライバーの兄ちゃんは急に笑顔になる。 いつもこのパターンだ。
ところがチェックインカウンターで今度は私の連れが「この部屋は嫌だ、部屋を変えて欲しい」と言い出し、「本日は週末で満員、こんな真夜中では変更は不可能、勘弁して欲しい」というフロントの困った顔のおじさんとやりあう。 土曜の夜中1時の話である。 翌日は必ず部屋を変更するという約束を取り付けてやっとチェックイン完了。 寝たのは深夜3時頃、日本時間ではもう朝なのであった。 

 翌日は朝食もパスして朝寝。 昼過ぎにやっと起きて、まだまだ眠い頭で町に繰り出した。 2度目のリスボンなので地図も持たずにぶらぶらする。 前回滞在時に時間がなくて乗れなかった28番電車に乗った。 この28番の電車 はアルファマ地区の坂道を走るのだが、建物ぎりぎり/停車中の車ぎりぎりを走りぬけるので迫力満点。 窓から顔を出していたら大参事は間違いないという日本人的には極めて危険な状況で走行する。 運転手は女性が多い。 電車は信じられないような狭い道を、当然のような感じで走り抜けてゆく。

時差ぼけだぁと言いながら、ホテルに戻り昼寝。 夜に再び起き出してメトロでコロンボ・ショッピングセンターへ行った。 このショッピングセンターには、あらゆる種類の店があり、近代的な作りで、日曜日ということもあってか人で溢れかえっている。 国際色豊かでいろんな国の人がいるのですれ違う人たちを見ているだけでも楽しい。 ここでポルトガルと書いてあるTシャツと詳細道路地図を購入、センター内のスープ屋で簡単な夕食、とても眠くて食欲もまったく無い。



・・・・・・・・ to be continued




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