朝6時に起きて旧市街へ出かけた。 朝の旧市街は観光客の姿もなく静かなものだ。 すっかり馴染んだ通りも朝日の中を歩くとまた違った雰囲気がある。海に面する城壁の内側からメインストリートに向う細い道が迷路のような坂道で構成されている。 これも外敵の侵入に対する備えなのであろうか、でもそこには今ドブロブニクの人達が生活している証拠の洗濯物が多数干してある。
早朝の旧市街散策を終え、部屋で朝食を済まし、オーナーのばあさんに挨拶をしてからバスセンターに向かった。 スプリット行きのバスは11時出発である。
バスは11時ジャストに出発した。 このバスが相当なもので「冷房なし」「かなり古い車体」「シートはぼろぼろ」という代物で、強い日差しの中をガンガン走るのだ。 出発時点では満席、座席指定のバスは当然直通だと思ったら途中の停留所に次々に停車してゆく。 つまりこのバスはアドリア海沿岸の人達の足となっていたのであった。 左手には美しいアドリア海、右手には険しくそそりたつ独特の石灰質の山を見ながらバスは進んでゆく。 ドブロブニクを出発してから5時間、バスはクロアチア最大の都市スプリットに到着した。
・・・・・・・・ to be continued
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