★ ベルゲン ★


 ベルゲンはノルウェイ第2の都市で、ハンザ同盟時代の特徴ある建物がベルゲン港に沿って今も残っている。 現在はフィヨルド観光の拠点としても重要な役割を果たしており多くの観光客で賑わっている。 夜にベルゲン駅に到着したが街はまだ日中と変わらず明るい。 池の横を通り中心部へと向かいホテルにチェックインしてすぐにケーブルカーでフロイエン山に登ってみた。 このケーブルカーにイラスト入りのカラフルな切符を買って乗ると数分でそこはもう山頂だ。 夜の9時だというのにやっと空は夕焼けが始まっていた。 この山頂から見るベルゲン港の夕焼けはとても美しかった。 北国の澄んだ空気の中で沈む太陽の刻々と変化する色は幻想的であった。 気温が急激に下がる山頂でただ美しい日没に見とれて物思いに耽ってしまった。 やっと日が沈んだのは10時を過ぎていた。

魚市場  翌日は快晴で気分は最高、早速港の魚市場へ行ってみる。
どんな場かなあと興味津々で出かけたのであるが、そこは港に面して多くの屋台が店を連ねている一画であった。 エビ、カニ、魚、キャビアなどいろんなものが売られていたが、我々が一番気に入ったのは「サーモンサンド」であった。 これは新鮮なサーモンをパンに挟んだだけのサンドイッチなのだが、このサーモンがとても美味しい。 何といっても目の前でとれたての鮭からスライスしてくれるのだからこれはど新鮮なサーモンはないだろう。
このサンドイッチ屋は10店以上もあっただろうか、市場は人で溢れており店からの呼び込みの声がかかりとても活気がある。 売られているものは驚くほど安くて観光客達は顔中笑顔でいっぱいにして歩きながら、そして道ばたで買ったばかりのカニやエビをほおばっている。
我々はこの魚市場がとても気に入って連日ブランチをここですませたのであった。 ベルゲンを離れる日にもここで真空パックしたサーモンを買って翌日移動先のロフォーテンで買ったパンに挟んで食べたのだが何故か味が違う。 あの魚市場の味がしないのだ、少し生臭い。 ベルゲンの魚はベルゲンで食べるのが一番なのだ、と妙に納得したのであった。

 ・・・・・・・・ to be continued

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