□ 地下鉄
切符売り場で2回有効の磁気カードを購入する[600Lei]。 このカードを改札に取り付けられている読み取り機に差し込むと日時、乗車駅と残り度数(1または0)が裏に印刷されて出てくる。 往復に便利なように2回分を単位として販売している。 カードは2回券の他にも、もっと回数の多いものが販売されていたようであった。インフレが激しく、従来のように直接硬貨を入れる方式では度重なる金額変更時に改札の装置の変更が追いつかないらしい。 現在は300Leiの運賃が値上がりしてもこの磁気読み取り方式であれば対応がはるかに楽であると思える。
□ 空港までのバス
オトペニ : Expressバスが市内との間を結んでいる。 料金はやはり度数2が3,000Lei(一回1,500Lei)で地下鉄と同じ磁気カード方式。 カードは専用のもので乗るべきバスの番号が印刷されているのがうれしい。[783のバス]所要時間20分。
バネッサ : 国内空港であるバネッサには131のバスで行った。 こちらは各駅停車で途中住宅街に寄りながらなので結構時間がかかる。 距離的にはオトペニよりも市内には近く、783のExpressバスもここを通る。 料金は2回分で600Leiで普通の紙の切符。 つまり、Expressバスは普通のバスの5倍の料金である。
□ タクシー
乗らなかったのでわからない。
地下鉄の大学広場駅は以前は浮浪者風の人が大勢たむろしていたのであるが、今ではファーストフード店が4店ほど新設されて小綺麗な感じに変身している。ノルド駅も警官が大幅に増員されているとのことで、(私には警官だらけに見えた)以前のような”危ない場所”という感じはなくなっている。
実はモスクワのホテルで「ルーマニア人の奥さんが出産のため実家に戻っているので会いに行く」とうい人と出会い、ブカレストを案内して頂いた。ルーマニアには数年間住んでいたという日本人の彼に最近の街の様子やルーニアでの暮らしについて、そしてこれから向かうマラムレシュ地方の話しなどとても参考になる話しを聞くことができた。 駅の以前の様子は彼から聞いた話。
両替については、日本で調べた公式レートで[ 7/28現在 1US$ = 3,120 Leu ]を基準に考えていたが、8/5のブカレスト市内では 1US$ = 3,470Leu で交換できた。これからの10日間、両替率は場所によってかなりの差があった。 手数料はとられなかった。 両替はUS$で必要な分だけ交換するのが良いと思う。でも、地方都市では両替所がどこにでもあるというわけではなく、あってもすぐに閉まってしまうので注意が必要。 (ノルド駅で両替しようとしたら、Leiがもうなくなったと言われて両替出来なかった、というようなこともあった)
ブカレストは時間があまりなかったので、パリとそっくりな凱旋門と何だこの建物は! という感じで町の中に存在するあのチャウシェスクの国民の館とその前の通り程度しか印象にない。 あと、町の中心部では建物の改修作業があちこちでおこなわれていたのが印象的であった。(内戦の後処理と思う)
・・・・・・・・ to be continued
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